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森理 麟(moririring)のプログラマブログ

ゲームプログラマ森理 麟がのプログラムの話題を中心に書くブログです。

Visual Studio Tools for Unity 1.9について

http://blogs.msdn.com/cfs-filesystemfile.ashx/__key/communityserver-blogs-components-weblogfiles/00-00-01-29-92/2275.Visual-Studio-Tools-for-Unity-1.9.png

Visual Studio Tools for Unity 1.9

Visual Studio Tools for Unity 1.9(以下VSTU)が出ました!NuGetにもあります。ダウンロードサイトに飛ばされるのでHPからダウンロードしても同じです。VS2013,VS2012,VS2010に対応しています。

 

VSのデバッグは以前は有料

もともとUnityをデバッグしようと思ったら、有料のUnityVSを使うしかなく、諦めてMono Developerかprintfデバッグをしていました。しかし、なんと、なんとMicrosoftがSyntaxTreeを買収してUnity用プラグインUnityVSをVisual Studioに統合。そしてVSTUがこの度めでたく発表されて無料で使えるようになった流れです。パチパチ。

http://apptractor.ru/wp-content/uploads/2014/07/UnityVS.jpg

 

VSTU初期設定

では、VSTUをインストールして早速使ってみましょう。僕はUnityを起動せずに、Unityプロジェクトのslnファイルから先にVisual Studioを起動したのですが、この順番では一部機能が使えなかったです。

https://lh6.googleusercontent.com/-F9ZIIHAg8Ns/U97hAYFQVLI/AAAAAAAAC8g/jrD7Qb6vLo0/w506-h329-no/080414_091914_AM.jpg

で、次はUnityを起動しました。Extrnal ToolsをMicrosoft Visual Studioにしています。

https://lh6.googleusercontent.com/-B6JccqZDtEE/U97hAZEplrI/AAAAAAAAC8o/wduXW0cFWNU/w513-h441-no/080414_092235_AM.jpg

この状態でC#をダブルクリックしてもVSでの起動に失敗しました。

https://lh6.googleusercontent.com/-rzNgIwacrrU/U97hAYV7axI/AAAAAAAAC8k/aHXpiOJtWFo/w468-h215-no/080414_091639_AM.jpg

上手く行かないのは両方とも同じ原因です。

 

まずUnityで「Asserts->Import Package->Visual Studio 2013 Tools」をします。

https://lh3.googleusercontent.com/-3Dyi1Uo8rew/U97hA0ml2sI/AAAAAAAAC8s/Uy3efcgIrXk/w718-h557-no/080414_092350_AM.jpg

次にImporting packageでImportを押してやる必要があります。これでProjectにUnityVSが入ったら、直接slnから起動しても、UnityでC#をダブルクリックしてもVSでVSTUの機能がフルで使えます。 

https://lh5.googleusercontent.com/-TDmWlsBq9XM/U97tiQ8z4JI/AAAAAAAAC9Y/9-Ym9F2Srss/w476-h387-no/080414_104107_AM.jpg

VSでデバッグ

さて、VSに行くと上部のメニューにAttach to Unityのアイコンが出ています。VSからデバッグしたい時にUnityをPlayした方が便利なのでAttach to Unity and Playに変えましょう。

https://lh3.googleusercontent.com/-hHLBCGRWBjo/U97ticpA5QI/AAAAAAAAC98/PAjbF__HiUY/w558-h271-no/080414_104719_AM.jpg

で、ブレイクポイントを置いて

https://lh5.googleusercontent.com/-HBvi4C6o6U8/U97ticCXk_I/AAAAAAAAC9k/12yvBXffQbQ/w506-h361-no/080414_104906_AM.jpg

 

Attach to Unity and Playを押せば…ほら、もうこれだけでデバッグできました!素晴らしい!! 

https://lh3.googleusercontent.com/-wJxICrsAE2w/U97tjY93RgI/AAAAAAAAC9g/S8u0A79O7mE/w571-h370-no/080414_104939_AM.jpg

 VSからデバッグしたい場合は当たり前ですが、VSとUnity両方起動しておく必要があります。 Select Unity Instaceで選びます。

 

VSのデバッグは本当に沢山のことが出来ます。ブレークポイントのヒットカウンターとか知っていれば格段に効率が違います。Unity用に書いたのではないですが、以前発表した資料も載せておきます。 

 

で、VSTUの魅力の一番はデバッグ出来ることですが、これ以外にも機能があります。特にUnityVSの公式サイトにも乗っているおススメ機能が3つあります。 

Unity Project Explorer

Unity Project ExplorerはVSのソリューションエクスプローラーのUnity版で、Visual Studio StyleとUnity Styleでソートできます。ソリューションエクスプローラーで困ることはあまりないですが、UnityのProjectビューと同じ並びなので使いわけると良いと思います。ショートカットキーは「Shift + Alt + E」。

http://unityvs.com/img/upe-outline.png

Script method wizard

Script method wizardはUnityのメソッドを一覧から選べば作ってくれる機能です。メソッドを挿入するポイント(カーソル位置、start()の後、update()の後)、APIのバージョン、コメントを入れるかどうかなどが選べます。ショートカットキーは「Ctrl + Shift +M」。http://unityvs.com/img/select-method.png

Quick script metdho creator

Quick script metdho creatorも似たような機能ですが、一覧ではなくインテリセンスで打ち込むごとに絞り込まれて表示されます。前からOnCollisionEnterとか微妙にインテリセンスが効かなくて不便だなと思っていたのがこれで解消です。ショートカットキーは「Ctrl + Shift + Q」。

http://unityvs.com/img/create-method.png

Unity API Reference

あとUnity API Referenceも地味に嬉しいです。 

https://lh6.googleusercontent.com/-6Zgh7WRB7Fg/U97tj4HTMII/AAAAAAAAC9w/1f0ZVaWk4LA/w449-h281-no/080414_111602_AM.jpg

何よりブラウザじゃなくてVSの新しいタブに出てくれるのが良いです。ショートカット「Ctrl + Alt +M, Ctrl + M」が押し辛いのだけが惜しい!F1とかに出来ないものかな?

https://lh4.googleusercontent.com/-xjnLbh5cfY4/U97ybxhoucI/AAAAAAAAC-k/e0lDUsGsbWg/w1451-h754-no/080414_111717_AM.jpg

 

Express対応 

最後に残念ながら無料版のVisual Studio ExpressではVSTUは使えません。Professional以上が必要です。Expressで使えたらもう宣伝しまくりですが、ホビープログラマやインディースゲームプログラマへ訴えるにはここが一番ネックかなーと。インディースゲームプログラマ用ライセンスとか作ってくれないかなー。  

参考

Visual Studio Tools for Unity(UnityVS) - Unity開発におけるVisual Studioのすすめ

UnityVS改めVisual Studio Tools for Unityが無償で公開されています